JSVP

沿革

獣医病理学分科会の母体である日本獣医学会は1885年(明治18年)に大日本獣医学会として発足し、1966年に9つの分科会(現在は13)が設置され、そのひとつが病理学分科会でした。したがって、2026年現在の獣医病理学分科会(JSVP)は発足より60年経過し、めでたく還暦を迎えたことになります。

1991年4月に日本獣医病理学専門家協会(JCVP)が発足し、1992年には母体である獣医学会の分科会組織が4専門部会制に整備され、獣医病理学分科会は“病態獣医学専門部会”の所属分科会となりました。このような情勢のなかで、分科会の役割が見直され1994年9月の分科会総会において獣医病理学分科会は日本獣医病理学会(the Japanese Society of Veterinary Pathology: JSVP)と改称することを決議し、同年12月の日本獣医学会理事会において、改称が承認されました。したがってこれ以降、日本の獣医病理学の活動をJSVPとJCVPが両輪として担うことになります。当時の日本獣医病理学会は、教科書の発刊や獣医学会学術集会開催時の分科会企画の実施を主な活動範囲としていました。

2012年にJSVPの母体である日本獣医学会が、公益社団法人として活動するようになり、これに伴い日本獣医病理学会はもとの“獣医病理学分科会”と再改称し、役員任期等も変更して現在に至っています。今後は日本獣医学会の分科会組織として公益性の高い活動はJSVPが、獣医病理学の専門家認定や教科書の発行など獣医病理学の専門性の高い活動をJCVPが担い、それぞれの分野で日本の獣医病理学の進展に貢献することを目指しています。